でも知っておいて損はないかなーと思う。
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かつてフジタホテルがあった通りをフジタロードと言うんだけど、そのフジタロードを海に突っ切ったところが通称フジタビーチ。グランドプラザホテルやホリデープラザホテルに泊まる観光客が、よく歩いて遊びに行くビーチ。(下記地図参照)
そんなフジタビーチでは、若者たちがビーチボールでよく遊ぶ。
ボール遊びをしたら、ボールをキャッチし損ねて後へ逃すことはよくある。ボールをキャッチし損ねた人はボールを取りに行き再びボール遊びが始まる。
さて、上の写真の「ビーチボールを追いかける人」は、果たしてビーチボールを取りに行って捕まえられるだろうか?
なーに、言ってんの、そんなの簡単にボールを捕まえるだろっ、と思ったあなた、フフフフ、ここが「タモン湾の罠」なのだ。
なんと多くの若者たちがビーチボールを捕まえることができない。
「あれー追いつかないー!」「えー?なんでだよー?」なんて言いながら、ビーチボールを追いかける若者たち、結局ビーチボールは沖へ沖へと去っていく。
さて、なぜか?? (ってわかるよね普通・・・)
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風向きと潮の流れにご注目。グアムは通常北東から東の風が吹く。特に冬は風が強い。つまりビーチから沖に向かって風が吹く。
そしてなぜか潮はヒルトンから日航に向かって流れる。夏はもしかしたら流れはないかもしれないけど、冬から今の時期は通常結構流れが速い。 この流れがバカにできないほど速い。普通の人は潮に逆らって泳いでもまったく進まないくらい速い。
さて、このことを念頭において、先ほどの写真を再び見てみよう。
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風が強ければ強いほどビーチボールは沖へ沖へと吹かれていく。そして「ビーチボールを追いかける人」は歩いても泳いでも追いつけないのだ!
遊んでいるときに風の向きは分かっていても、一見してわからない潮の流れ。ところがボールが風下に飛んでいったら最後、彼らにとっては何たる屈辱、激しい潮の流れに阻まれてボールには追いつけないのである。
こうしてビーチボールを始め、浮き輪やビーチマットが毎日飛んでゆく。
ヒルトンのところにたまっているのか、それとも沖のほうまで流れていっているのか、これって環境破壊じゃないかとちょっと心配になる。
私のblogを万が一読んだ人、ビーチでのボール遊びには気をつけてね。
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