グアム在住日記: ニューオープン　KING&I

2007/10/12

ニューオープン　KING&I

先日新しくオープンしたタイ料理レストラン「KING&I」にグアムラバーズのスタッフの方たちと行ってきた。
昔インペリアルホテルの隣にあったころのKING&Iは、店内のインテリアは質素な感じだったけど味は意外においしくて、ちょっと穴場なタイレストランだった。
このブルーラグーンプラザ入り口にオープンした新しい店は、立地的にとても目立つし、ガラス窓が大きく店内の様子が外から良く見えて、インテリアも気合が入っているし、ちょっと高級感が漂っていて、そしてすごく広い、昔のKING&Iと同じレストランとは思えない変身ぶりだ。

写真左上：外観、夜なのでわかりにくいけどブルーラグーンプラザ入り口にあって結構目立つ。
写真右上：店に入って真正面にある巨大なゾウの顔。
写真左下：店内の様子、これは店内の一部、全部でこの倍以上あって広々。
写真右下：テーブルセッティングされていてちょっと高級な感じ。

バンタイレストランのすぐ目と鼻の先にオープンしたKING&I、立地と雰囲気ではどちらも引けをとらないけど、肝心なのは味だ。バンタイは味が濃くてスパイシー、昔のKING&Iは薄味でまろやかなかんじだったけど、この新しいKING&Iはさらにあっさり、どれもそれなりにおいしいけどタイ料理なのにちょっとパンチが足らない。辛さの度合いを何も言わずにオーダーしたので、日本人だからと気を遣ってマイルドに作ってくれたのかもしれないけど、このパンチのない味ではバンタイには勝てないかも、大丈夫だろうか。

写真上左：グリーンパパイヤサラダ、かなりさっぱり、ぜんぜん辛くない。昔の店では強烈に多かったピーナッツが普通の量だった。
写真上中：生春巻き。
写真上右：鳥手羽から揚げ。
写真下左：パッタイ、個人的にはバンタイのオレンジ色のケチャップっぽいパッタイよりもKING&Iの茶色いパッタイのほうが好きだけど、それにしてもパンチが足らないのが残念。
写真下中：トムヤムスープ、昔のトムヤムはバンタイより好きだった、今回のは酸味が足らない、これもパンチ不足。
写真下右：チキンと平めん炒め（料理名を見てこなかった）、これもおいしいんだけど、何かが足らない。

どの料理もおいしいのに何かが足らない、まだソフトオープンだったし、今後の味の改良に期待したい。店員のサービスはとてもよかった。このサービスがずっと続くことを期待する。

残念ながら味はあまり印象に残らなかったけど、強烈に印象に残ったこともある。店の中央に大きく設けられたステージでタイダンス（？）のショーが行われるのだ。音楽を変え、衣装を変え、ダンサーを変え、次から次へとダンスが披露されていく。そのダンスがなんともスローで地味、でも終わると店内は静かになってなんだか物足らない気分になる、そしてまた音楽が鳴ってダンサーが出てくると「待ってました！」と思うんだけど、やっぱりなんだか地味、ずーっと見てるのはなかなか辛いかも。