今朝はP.I.C.インターナショナルロードレースを見に行ってきた。
年に一回開催されるマラソンのビッグイベント、ハーフマラソン・10キロ・5キロの3種類で、グアム在住者はもちろん日本や韓国などの海外からの招待選手も多数集まり、総勢1000名を越す。P.I.C.周辺の道路は閉鎖され、各コースは交通が規制され、パトカーや白バイが多数動員される。夜明け前の暗くひっそりと静まり返ったホテルロードも、P.I.C.周辺になると交通規制をする関係者やランナーたちでざわついている。
スタート時間はハーフマラソンが一番最初で朝の5時半。5時過ぎにP.I.C.に到着すると、ロビー前の入り口付近で、スタッフの人が「ハーフマラソンは5時半からダラーレンタカーの前からスタートです!」とメガホンで案内していた。みんなぞろぞろとスタート地点へ移動。スタート地点にはすでに沢山のランナーたちがウォーミングアップをしている。ハーフマラソンに参加する人たちは結構本気だ。
1分前のアナウンスが流れると、いよいよ緊張が高まる。ピストルを鳴らす人がスタンバイ、30秒前のアナウンス、カウントダウン、そしてピストルが鳴ると、選手たちはいっせいにスタート、あっという間に走り去っていった。
次は6時45分から5キロマラソンがスタート。5キロマラソンは距離が短くて年齢制限もないので、本気で走る人のほかに、子供をベビーカーに乗せて参加する人やマイペースで歩く人など、誰でも気軽に参加できるため最も人数が多く900人を超える。「歩く人やベビーカーの人は後ろに並んでください」とスタッフがスピーカーで叫ぶ。そして5キロも1分前のアナウンス、最前列には本気の人たちが並ぶ。30秒前の案内があり、そしてピストルが鳴ってスタート。
この後10キロのスタートまでは30分時間があく。ゴール地点で5キロのランナーが戻ってくるのを待つ。空がだんだん明るくなってきた。
間もなくすると5キロの一番目のランナーが帰ってきた、そして次々とランナーが帰ってくる。5キロ走者の中には続けて10キロに参加する人が何人かいるから驚きだ。
5キロのランナーが次々戻ってくる中、10キロのスタートの準備が始まっていた。なぜか10キロのスタート地点はダラーレンタカーよりP.I.C.寄り、5キロの走者が次々コールするのを横目に10キロがスタートした。
5キロ走者が次々ゴールする中、1台の先導車がやってきた、いよいよハーフマラソンの第一位がゴール、なんと大会新記録の1時間12分台、速い、2位までかなりの差があった。
そして10キロの走者もゴール、その後は各種走者が入り混じって次々とゴール。
このゴールを管理しているスタッフは大変だ。ゴール地点先のP.I.C.入り口前のテントでは、それぞれのランナーの記録が紙に打ち出されて並べられている。ゴールゲートで走者のナンバーを打ち込む人がいるのだけど、彼女の働き無しにこの大会は成り立たない。
そしてゴール付近で走者に声援を送る黄色のTシャツを着たスタッフたち、彼らが走者に拍手を贈りよくやったと声をかけ、ランナーたちは気持ちよくゴールしていく。
マラソンの後はP.I.C.のプール横のドーム(?みたいなの?)で表彰式。フルーツやドーナツやホットドッグなどの食べ物と、お水やジュースなどのソフトドリンク、そしてなんとビールまである。表彰式が始まるまで、みんな朝食を楽しむ。
そしていよいよ表彰式。
偉い人たちのあいさつを始め、ダンスが数組、マラソンの結果発表だけでなく、色々な賞品の抽選会も行われる。実はこの抽選会のほうが盛り上がったりして・・・。
マラソンの結果は年代別に発表された後、男女上位3名が発表されて、賞金の小切手が授与される。ハーフマラソンの1位はなんと1000ドル!みんなが本気になるわけだ。
最後の賞品の抽選が終わって大会は無事終了、初めて見に行ったけど、なかなか面白いイベントだった。来年は5キロのウォーキングに参加しよう。