シェラトンの和食レストラン、ザ・プレジデント、オープンしたばかりのころはランチは鉄板焼きしかなかったけど、今では和食のランチスペシャルもある。鉄板焼きは$20から、ランチスペシャルは$22.50、ランチにしてはちょっと高いなーと思いつつ、まあたまにはいいだろうと思って行って来た。
結論から言うと大満足、あの味とサービスなら決して高くない、特に鉄板焼きはむしろ安いと言ってもいいくらい質の高いものだった。
とりあえずまずはビール、グラスが冷えていておいしい。
ランチスペシャルは、最初にラーメンサラダが出てきた。肉そぼろが乗っていて、実は結構ボリュームがある。添えてある海藻がグアムでは珍しくておもしろい。
続いて三色丼(錦糸玉子、鮭そぼろ、竹の子)と味噌汁、たこ焼き風玉子焼き、寒八しぶき豆腐仕立て、牛肉の時雨焼き、そして串揚げのチーズフォン・チリソースがひとつの大きなお膳に乗ってやってきた。
この三色丼は日本人はいいと思うけど、ローカルには受けないかも、たけのこや錦糸玉子はローカルには物足らないはず、私としてはたけのこ好きだしシンプルでおいしかったので満足。メニューには牛肉の時雨焼きと書いてあったけど、あれは豚肉だと思う、しょうが焼きみたいな味でごはんがすすむ、おいしかったので牛肉だろうが豚肉だろうがどちでもいい。豆腐のカンパチの刺身もおいしい、タコが入った玉子焼きもおいしい。味噌汁の具は生のひじきみたいな海藻だった、今までグアムのどのレストランでも見たことのない具だったのでとても新鮮だった。
そして全然期待してなかったけどとてもおいしかったのが串揚げのチリソース、串揚げはサクサク、そして粉チーズが入ったチリソースととてもよく合っていた。
ラーメンサラダとあわせるとかなりボリュームがあって、とてもおなかがいっぱいになった。
一方の鉄板焼き、一番安い$20の桜コースを注文、日本人のシェフが目の前で丁寧に焼いてくれる。この一番安いコースでさえかなり質が高い。けやきの鉄板焼きが確か$18くらいだったと思うけど、それに比べてこの鉄板焼きが $20だったらかなりお得、ボリュームはけやきのほうがあると思うけど、味とサービスはこちらのほうがはるかに上だ。
まずはお皿を鉄板の上で温めてくれる。けやきは全部同じお皿の上に乗せるけど、こちらはひとつひとつ違うお皿に乗せてくれる。
メニューとは違うものが出てきたみたい、最初に出てきたオニオンスープ、とても濃厚な味。
こちらもメニューとは違うみたい、魚介類のソテー、カレー風味のソースが濃厚で印象的な味だった。皿が熱いので注意が必要。
メインのステーキ、普段グアムではお目にかかることはまずないような程よく脂が乗った牛肉だった。やわらかくておいしい、2種類のソースにつけて食べる。
このほかに写真には撮ってないけど、小松菜のソテーとじゃがいものホイル焼きみたいなものが出てきた。それにご飯と味噌汁とお漬物がつく。メニューには、前菜魚介類のカルパッチョ、サラダ、鉄板焼きとなっていたので、ずいぶん違ったように思う、でもメニュー以上の満足度だったので、そんなことはどうでもいい。
食事が終わったころ、ソファ席に移動してデザートをいただく。海と椰子の木が見える気持ちのいい席でゆったりとくつろいでいただくデザートは、ハーゲンダッツのアイスクリームをフルーツの上に乗せたもの、そして温かい日本茶。
とにかく最初から最後までサービスが素晴らしい、ランチタイムなのに日本人スタッフがたくさんいて言葉の心配はないし、まるで日本のホテルにいるような感覚、グアムでこんなにいいサービスが受けられるとは、ある意味カルチャーショックだった。もちろん味はおいしいし、最初はランチに$20は高いと思ったけど、このサービスと料理だったら決して高くない。ホテルで食事をするって、本来こういうことなんだよなーって思う、グアムのホテルはカジュアルすぎるんだな、まあそれはそれで気楽でいいけどね。
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