あれからもう5年、今見ても信じられない光景だ。あのころグアムにいた私はCNNの映像を見ても何が起きているのかわからなかった。映画かなにかの映像かと思った。親は心配して電話してきた。あー、そういえばグアムもアメリカなんだと思った。
グアムは中東や北朝鮮に最も近いアメリカ。海軍も空軍もある。でもそんなグアムを知らないアメリカ人は多い。日本人はほとんどの人がグアムを知っているのに、アメリカ人でグアムのことを知っている人は軍人やごく一部の人たちだけ。
アメリカ人にとってグアムってなんなんだろうなーと思う。
そしてグアムにとってアメリカってなんなんだろうって思う。
あのテロの後、グアムのいたるところで星条旗が見られた。星条旗が売り切れて入荷待ちになった。空港や港も厳戒態勢になった。グアムのいたるところでアメリカを感じた。
でもアメリカにいる人たちは、グアムの人たちをアメリカ人とおもっているんだろうか。グアムの人たちに、自分たちはアメリカ人なんだっていう思いはあるんだろうか。
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愛国心ってなんなんだろうね？
返信削除きっと国籍っていう、籍だけでは
計れないんだろうね。
パラオとか行くとき、
グアムで一度入国審査されて、
帰りは、別室に一人だけ連れて行かれたり
海外から日本へ帰るときは、なんでソウルに帰らない？って質問されたり
帰国したら上陸許可ってスタンプだったり
でも、私にとって日本へは帰国なんだよね。
私たちは日本に行くときは「行く」って言うけど、日本に到着したら「帰ってきた」って思います。きっとこの先何年グアムで過ごしても、やっぱり日本に行ったら「帰ってきた」って思うんだろうなぁ。
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