日本でも人気のサブウェイサンドイッチ、グアムにも6店舗ある。
数あるファーストフードの中で、サブウェイは最も店員と会話を要すると思う、選択するものが多いのだ。不慣れな英語で注文するとなると難しい。注文するツーリストも大変だけど、注文を受けるローカルのスタッフも大変、片言の英語を一生懸命理解しようとがんばっている。
まずサンドイッチの種類から始まり、パンの種類、パンの大きさ、チーズの種類、トーストするかしないか、野菜の種類、調味料の種類、セットか単品か、そして最後にドリンクの種類と、こんなにたくさんの会話をしなければならない。
そんな注文の難しいサブウェイ、英語ができないから難しいのだと思っていたら、実はそうではないかもしれない。先日初めてサブウェイに来たらしいローカルの男の子が、店員に何か聞かれるたびに「え?何?」って毎回聞き返していた。店員さんは省略して言うから初めての人にはわかりにくいのだ。
店員:パンの種類は?
男の子:え?何?
店員:パンの種類をこの中から選ぶのよ。
男の子:うーん、じゃあイタリアン(へー、パンいろいろあるなー)
店員:フットロング?6インチ?
男の子:え?何?
店員:サンドイッチのサイズを選ぶのよ。
男の子:あー6インチ(へぇー、サイズが2種類あるのかー)
店員:チーズ?
男の子:え?
店員:チーズの種類は?アメリカン?スイス?チェダー?
男の子:あーアメリカン(チーズが3種類もあるのかー)
店員:焼く?
男の子:え?
店員:パンをトーストする?しない?
男の子:あー焼いて(へぇー焼いてくれるんだーいいねー)
店員:野菜は?
男の子:え?
店員:野菜は全部入れる?
男の子:あーピーマン抜きにして(おれピーマンきらいなんだよね、よかった聞いてくれて)
店員:ドレッシング?
男の子:え?(まだ何か選ぶのかよー?)
店員:ドレッシングは何にする?塩コショウとマヨネーズマスタード?(この子何にも知らないのね!怒!)
男の子:あーそれでいいよ(ていうかドレッシングの種類なんて知らないし)
っていう感じ、店員はちょっとイラッとしていた。
ローカルでさえ初めては戸惑うのに、英語の不慣れな旅行者は、まさにちんぷんかんぷんだ。
もしグアムでサブウェイを注文したいときは、この流れを覚えておくべきだ。
写真左:サブウェイクラブ、ハムが3種類入ったスタンダードなサンドイッチ。
写真右:ミートボール、これは焼いて温かくしたほうが断然おいしい。