今日は朝から日本中が沸き立つ日食が見られる日、グアムでも部分日食が見えた。
かけ始めは11:25、太陽の周りには雲ひとつない快晴でまさに観測日和。
恋人岬で日食を楽しむという臨時のオプショナルツアーが開催されたらしいけど、タモンビーチから恋人岬を双眼鏡で見てみたら、たくさんの人が恋人岬で観測していた様子。一度にあんなにたくさんの人が展望台に上って、構造的に大丈夫なのか心配だった。
11:26、あいにくグアムでは日食を見るのに適したフィルターや下敷きのようなものが手に入らなかったため、サングラスを2重にしてみたけど、かけているのかどうかまぶしくて全く見えない。
12:03、少しかけているのがなんとか確認できるようになったころ。相変わらずの晴天。
12:23、大分欠けてきたけど、相変わらずめちゃめちゃまぶしくて、写真を撮っても欠けているのが全くわからない。
12:30、なんと食最大を目の前にして雲が出てきた。今日はいつもとは風向きが逆の西の風、ヒルトン側から雲がどんどん出てくる。
12:30、なんだよー、写真が撮れないじゃないかー!とがっかり。しかし今までまぶしすぎて見えなかった日食が、雲のフィルターで見やすくなってきた。もしかして雲があったほうがいいかも?
12:39、このまま雲は晴れるのか?ところがヒルトンの上には雲がたっぷり、どうやら食最大時にはくもり空になりそうだ。辺りが暗くなる様子を見たかったのに、これでは雲のせいで暗いのか日食のせいで暗いのかわからない。
12:50、食最大の直前、雲のおかげで日食がきれいに見える。ビーチにはサングラスをしていない人もいたけど、雲のおかげでそのまま肉眼でも日食が楽しめた。
そしてついに食最大の瞬間12:53、奇跡のように雲が晴れて太陽が姿を現した。でもあまりにまぶしくて雲があったほうがよかったかも。きちんとフィルタなどをつけたカメラではきれいな写真が撮れたのではないか。
辺りも暗くなったって感じはあまりしなかった、ちょっと暗いかなっていうくらい。日食だって知らなかったら気づかなかったかもしれない。
13:09、その後太陽はどんどん太っていく。 食最大の瞬間の一瞬の晴れ間の後また雲がモクモクと続き、雲の後ろから時々日食の様子が確認できた。
日本ではあいにく天気の悪いところが多かったらしい今回の日食、逆に雲のおかげで肉眼で見えた人が多かったのではないだろうか。グアムでは基本的に晴れていい天気だったし、途中で雲が出てきて肉眼で見やすかったし、まあまあいいコンディションで観測できたと思う。